— 余剰資金を預金に眠らせていませんか? —
日銀の利上げを背景に国内金利が上昇しています。しかし、金利上昇局面では預金金利の上昇が物価上昇に追いつかず、預金に預けたままでは実質的な資産価値が目減りする可能性があります。こうした中、余剰資金の運用先として一時払い終身保険に注目が集まっています。
1. 一時払い終身保険の仕組みとメリット
一時払い終身保険とは、保険料を一括で払い込む終身保険です。金利上昇に伴い、生命保険会社が予定利率を相次いで引き上げており、2026年7月時点では予定利率が最大2.9%に達する商品も登場しています。
主なメリットは以下のとおりです。
・ 銀行の定期預金や国債よりも利率が高い商品もある
・ 余剰資金を長期にわたって着実に増やすことができる
・ 10年満期の商品であれば、10年後の受取額が契約時の利率により確定している
・ 必要に応じて途中解約もできる
・ 証券口座の開設と比べて手続きが簡便で、投資に馴染みがない方でも始めやすい
また、まとまった資金を一括で払い込むのではなく、毎年定額を積み立てていくタイプの終身保険もあります。
2. 銀行預金と比べてどれくらい有利か
| 銀行定期預金 | 一時払い終身保険 | |
| 利率の目安 | 最大年1%程度 | 予定利率 最大年2.9%程度 |
| 受取額の確定性 | 満期時に元本+利息 | 契約時に将来の受取額が確定 |
| 税制面 | 利息に20.315%の源泉課税 | 一時所得として50万円の特別控除あり |
税制面でも、銀行預金の利息には20.315%が源泉徴収されますが、一時払い終身保険の解約返戻金は一時所得として課税され、50万円の特別控除があるため、有利になる場合があります。
3. よくある質問
「途中で解約したらどうなるの?」
途中解約は可能です。ただし、契約から数年以内の解約では払込額を下回る場合があります。5〜10年程度の据置きを前提に検討されるのがよいでしょう。
「預金のようにすぐ引き出せるの?」
解約手続きに数日かかるため、普段使いの資金には向きません。あくまでも当面使う予定のない余裕資金で検討することをおすすめします。
「万が一、保険会社が破綻したら?」
保険会社には、保険金の支払いに備えて一定の準備金を保持することが法律で義務づけられています。また、万が一破綻した場合でも、生命保険契約者保護機構による保護の対象となります。保険商品を選ぶ際には、どの保険会社の商品を選ぶかも考慮することで、リスクを抑えることが可能です。
「今後さらに金利が上がったら損をする?」
契約後に金利がさらに上昇した場合、より高い予定利率の商品が登場する可能性はあります。ただし、契約時の利率で受取額が確定している点は変わりません。金利の先行きを正確に予測することは難しいため、現時点の条件で納得できるかどうかで判断するのがよいでしょう。
まとめ
金利上昇に伴い、一時払い終身保険の条件は改善傾向にあります。余剰資金を預金に眠らせたまま目減りさせるのではなく、少しでも有利な条件で資産を育てていく選択肢として、一時払い終身保険を検討してみてはいかがでしょうか。
以上は概要となりますので、具体的な商品選びについてはアマヤ・パートナーズ税理士法人まで個別にご相談ください。
一時払い終身保険に注目
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